2017年契約更改 保留者は適正年俸なのか!?
今オフの契約更改もほぼ終わりましたが、今年の保留者はソフトバンクの飯田投手と
福田外野手の二人だけでした。ここ数年の中では契約更改の保留はそんなに話題になりませんでしたが二人の年俸は果たして適正なんでしょうか??
ソフトバンクホークス
飯田優也
2016年 年度成績
30試合 41イニング 防御率 3.29
2500万→2100万 (16%ダウン)
一回目の交渉で保留して二回目ではサインしたようなので来期はこの年俸で確定です。
飯田投手とほぼ同じ年俸で成績が似ている選手を挙げてみると
中日ドラゴンズ
祖父江 大輔
46試合 43イニング 防御率 3.14
2600万→3000万 (15%アップ)
祖父江投手の方が試合数もイニング数も多いですが、特にイニング数はそれほど大きな差はないように思えますね。防御率的にも祖父江投手の方が良いですがこれもそんなに大きな差は無いので成績だけ見ると飯田投手は現状維持以上で良いんじゃないかと思ってしまいます。
しかしホークス自体が他球団よりチームの優勝を重視しているかもしれませんし、同じ試合数で同じイニング数でも僅差の場面での登板と大量リードやビハインドで投げるのでは評価は変わってくると思うのでちょっと厳しめだけど不当なダウンではないかと思います。
同じ左のリリーフである森福投手がFAで移籍したので来年は年俸倍増以上となるように
頑張ってもらいたいです。
ソフトバンクホークス
福田秀平
2016年 年度成績
81試合 打数212 打率.231 本塁打3本 打点18 OPS 0.633
2500万→2300万 (8%ダウン)
似た成績で似た年俸の選手がなかなか見つかりませんでしたが、とりあえずこの選手を
東京ヤクルト
飯原誉士
63試合 打席77試合 打率.224 本塁打3本 打点9 OPS 0.719
2700万→2700万 (現状維持)
試合数と打数的には福田選手の方が上で打率等はほぼ同じです。守備の評価だったりも含まれるので一概には言えませんが、2500万前後の年俸でこの成績でダウンだとちょっと厳しめなのかと思います。
今年はソフトバンクの選手全体が抑え気味なのでやっぱり優勝した時はしっかり上げるという方針なのかもしれませんね。
毎年保留者が出るものですが、今年は年越しで揉める選手がいなくて一安心です。
来年球界全体が盛り上がってくれることを願っています。